1~2年目

若年未経験者と経験の浅い者

 

1年目

勉強1年目

先ずは仕事の原理・原則を知り、自己訓練をする

私達は、会計・簿記を勉強や仕事の土台だと考えています。 日商2級の商業簿記・工業簿記を完全に理解してもらいます。 ( 簿記会計の知識のない方は日商簿記3級の勉強をしますが、原理的だったり 初めての言葉遣いがあって、意外と難しい。 ) 勉強や知識を仕事とつなげて、お客様の理解を進めてもらいます。 小さい時から、学校の時から、訓練は自分自身に任されていますが、仲間と 励ましあって訓練して下さい。 1年目の仕事は初めての事が多くて、分からない事が多いと思います。 1年目は理解を優先しています。 理解を確実にするには繰り返し反復するしかないのでしょうが、その時も 仲間と励ましあったり、お互いの理解を共有して下さい。 税法やお客様の業界の勉強も、日々の処理を通して勉強して行きます。 1年経つと、日商簿記2級の完全理解と、会計人としての基本動作が身に付いて いると思います。

仕事2年目

私達は福祉・医療系の顧客が多いので、新人には先ずそういった分野の処理を 習熟してもらいます。

1年が終わった時には、毎月の会計処理や給与計算には十分習熟し、日商2級も 高い点数で合格し、勉強を継続する土台が出来ていると思います。

2年目

勉強2年目

勉強は日商簿記2級を終了して、日商簿記1級の勉強を進めます。

日商1級は受験資格としても有効ですが、今後の税理士試験を受験したり、 これから会計人としての仕事を継続する上で非常に有利な勉強であると思います。 20台前半でスタート出来た人は是非日商1級の勉強を進めて下さい。

今後の勉強や仕事の上でも、人生においても、あなたを支えてくれると思います。 しかしスタートが遅く会計の仕事を志した人、20台後半や30代に始めた人は 日商1級の会計学と商業簿記の勉強をして、税理士試験の簿記論と財務諸表論の 勉強を始めます。

何故日商1級の会計学と商業簿記を勉強するか

何故日商1級の会計学と商業簿記を勉強するかは、税理士試験の簿記論・財務 諸表論は非常に詳細な微細な論点にも設問が及ぶので、土台がある上での、両論 の勉強と、土台が無い両論の勉強では理解の広がりが格段に違います。 土台を作って迷路に迷わない、まるっきり記述出来ないような事にならない、 その後の税法の理解にも格段の差がついて来るので、その後苦労し続けるか ある意味、楽に勉強を続けられるのかの差になると思います。

焦る気持ちも分かりますが、日商1級の会計学と商業簿記はこれからのあなたを ずっと支えてくれると思います。 2年目のあなたは1年目に経験した事の意味や趣旨を理解しながら、業務に習熟 していき、少しづつ自信を積み重ねられている事と思います。 1年目から2年目にかけて、実際の問題や色々なお客様からの質問の中で税法の 判断や解釈の中で自然に税法の勉強を始めていると思います。

仕事2年目

2年目は仕事の幅を広げます。

1年目から簡単な決算や個人の確定申告は経験してもらうのですが、2年目は幅を 広げて色々なタイプや規模の決算や、お客様からの質問やら宿題の解決・研究に 当たってもらいます。

時間を作る事が重要です

私達の仕事は決まった事を終わらせる事だけが仕事ではなく、色々な問題を 解決する事が仕事なのです。 その為の時間を作る事が重要です、その為に事務所は設備・システム投資をしたり、 仕組みややり方の変革を続けています。 是非皆さんの新たな感性や知識でアイディアや提案をして下さい。